住宅ローンの金利には、主に3種類のタイプがあります。
固定金利型には、“全期間固定金利”と“段階金利固定”がある。全期間固定金利なら最初に決めた金利が
最後まで変わらないため、返済額が固定されます。
返済期間の金利が固定されているので、景気や情勢に左右されず、支払金額が一定で、計画的な返済ができる。
変動金利より金利は高く設定される。また、将来金利が下がったとしても、恩恵は無い。
 
変動金利型には、“上限金利設定型”と“預金連動型”がある。金利はプライムレートの水準に応じて、
変動します。
固定金利より金利が低く、将来下がった時には恩恵がある。
返済額が増える場合は、上限が元の1.25倍を超えないように設定されるため、未払いの利息が発生する恐れがある。
 
固定金利選択型は、3年・5年・10年などの一定期間を固定金利とし、その後は固定金利か変動金利の
どちらかが選択できる。当初設定した一定期間は返済額が固定されます。
固定金利期間が短いほど金利が低い。また、将来金利が下がった時には恩恵がある。
固定期間が終了した時点の金利が上昇している場合がある。固定期間終了後の返済計画が立てにくい。
 

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